大気汚染と放射能にあふれるthe K-cityに命を受けた

祝町錆男（いわいまち　さびお）

 

 

史上最悪の公害により　特殊能力を身に着けた男。

 

サビオの手に触れる物は全て風に吹かれる赤い錆の砂となる・・・

 

 

 

その最愛の女ですら

サビオの腕の中で

赤い風と共に消えていく・・・。

 

サビオの優しさとあふれる愛とは裏腹に

現実ははかなく脆い。

 

しかしサビオは気が付いた！

自分のためではなく他人（ヒト）のために自身の呪われた手が使えることに・・・

 

サビオは裁きの使者となる！

 

醜いエゴイズムの上にあぐらをかく者にはサビオの手が触れる・・・

今　自分の魂のために祈れ

肉は砂に還るのだ！